乳がんぼく滅へ 平成23年第三回定例会

質問がんは今、早期発見、早期治療ができれば治せる時代です。

私は乳がん撲滅運動を通し、特に「女性の命を守る」ための運動を推進しております。今後も本区に置いて、検診の啓発キャンペーン運動など、より一層力を入れていただきたいと思います。そこで何点かお伺い致します。

はじめに、私のライフワークとしている「乳がん検診」について伺います。

この2年間で、文京区は、マンモグラフィ検診の指定医療機関が1か所から6か所に拡大できました

診療は、医療機関ごとに異なっておりましたが、本年からは、区内全ての指定医療機関で、4月から翌年3月までの実施となり、いつでも検診が可能となっております。勧奨ハガキ(検診のお知らせハガキ)も解りやすく「リニューアル」して下さり、対象者の一人一人のお手元に届き、大変喜ばれております。それぞれの医療機関が、土曜日検診の拡大や水曜日の女性技師による検診など、特色を生かして受診への呼びかけの努力をして下さり、更に無料クーポン券が初めての検診の後押しとなって、受診率向上の効果も顕著に出ているところです。

21年度の受診率のトップは、江東区の25.4%、文京区は15位の12.3%でした。国として2011年までに受診率50%を目指して進めてまいりましたが、現状として受診率は上がってきているものの、 未だ本区においては15%に留まっており、原因の分析が必要と思います。この数値を本区はどのように捉えているのでしょうか、伺います。

 

touben

渡辺議員のご質問にお答えいたします。

本区における乳がん検診の受診率は、「保健医療計画」における目標数値を達成している状況ですが、今後は現状分析などを通じて、さらなる受診率の向上に向けた取り組みを行ってまいります。

 

 

質問そこで私は、受診率の向上を目指す取り組みの提案をさせていただきます。

その一つとして、子育てや、両親の介護で自分の時間を持ちにくい方や、働く女性のために、夜間検診や日曜日検診の実施を提案いたしますが、いかがでしょうか。伺います。

 

 

touben

区は、これまでも受診機関の増加など、受診しやすい環境づくりを進めており、現在では、区内3つの医療機関において、土曜日に受診が可能な状況となっております。

こうした取り組みの成果を検証しつつ、より一層受診しやすい環境づくりに努めてまいります。

 

質問次の課題として、検診を躊躇している原因の一つに、男性には理解できない検査の「痛み」があります。マンモグラフィ検診は、発見率が高いのですが痛みが伴い、敬遠する方が多く見られるようです。

ある区内の医療機関では「マンモグラフィが痛いからという理由で乳がん検診を受けないというのは危険な発想です。痛みを感じる人は、乳がん検診を諦めたりせず超音波検査中心に変更してください」と呼びかけています。また、江戸川区や港区では30歳から無料で超音波検査を中心に行っています。そこで疑いが発見された時にはマンモグラフィ検診を重ねて受けるように勧めています。

そのようなマンモグラフィ検診と超音波検査の併用を以前から提案しておりましたが、今では、区内の医療機関の中に、併用で行っていただいている所もあります。

そこで提案です。今後の検診では、同じ「予算枠」の中で、マンモグラフィ検診か超音波検査の選択を、そして超音波検査で乳がんの疑いが発見された時には、マンモグラフィ検診の対応ができるような区の方針を変更する提案をさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか

 

touben

区が行うがん検診は、国の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づき、有効性の認められた方法により実施しております。

超音波検査の有効性については、現在、国において研究が進められているところであり、区としては、こうした国の動向も見据えながら、適切に対応してまいります。

 

質問超音波検査を取り入れることで、マンモグラフィの放射線に拘る方や、痛みのない検査の取り組みを希望する方々にとって、受診をする一つのきっかけとなり、受診率の向上に繋がると思うからです。
更に、勧奨ハガキに検診の受診実績やがんの発見実数などを記載することにより、より現実的に「先ず検診をしなくては!」と思えるような啓発表示の提案を致します。いかがでしょうか。

がん検診の有効性は、「死亡率を下げるかどうか」にあると思います。
だからこそ今後の定期検診が、区民の皆さまの健康管理に繋がるよう、更に検診の周知に力を入れていただきたいと思います。

 

touben

平成22年度より、検診の対象者に対して、勧奨はがきの送付を行っているところであり、今後は、ご提案の内容も含め、より効果的な受診勧奨策について、検討してまいります。

 

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