乳がんぼく滅へ

「乳がん対策」関連の区議会での質問と区からの回答

ライン

平成19年第二回定例会

質問次に、女性の生命を守る視点について質問いたします。

私の今回の区議選におけるマニフェストに、「女性の生命をほっとけない!」と掲げております。今現在、女性のがん死亡率の上位は乳がんです。私は、乳がん撲滅の国際的運動であるピンクリボン運動を推進している一人です。先日、五人の大学生の方々と懇談する機会がありました。その中の二人のお母様が乳がんを患い、既に克服していたそうであります。これは、女性だけの問題でなく、子育て世代を襲う家族みんなの痛みです。

既に、公明党の要望により、早期発見、早期治療につながるマンモグラフィを導入し、乳がん検診の対象年齢を四十歳代から実施するよう図られております。

ところが、ことし二月五日の朝日新聞に掲載された厚生労働省の研究の結果で、「マンモグラフィの検診を受けても、四十歳代では三割近くが見落とされていた可能性があったことがわかった」とありました。

日本では、乳がんにかかる人は四十歳代が最も多いのですが、四十歳代は乳腺密度が濃く、マンモグラフィに腫瘍が映りにくいと言われる一方で、超音波検査は乳腺の濃さに影響されにくく、二十歳から四十歳代の乳がん発見に効果が高いと期待されています。超音波検査は、乳がんが疑われる人の診断などに使われており、一部には乳がん検診に超音波検診を取り入れる自治体もあります。

文京区においての乳がん検診の受診者数は、平成十六年では、乳がん検診総数五百九十三人中、四十歳代の受診者が三百十七人の五三%を占め、平成は十七年で、総数千百八十二人中、同じく四十歳代の受信者が六百三十人の五三%でした。このうち四十歳代前半が五百一人と大変多く受診しています。

今、無料で実施している子宮がん検診では、三十歳代が積極的に受診している実態です。

このような状況の中で、マンモグラフィ検診の、一、年齢を四十歳代から三十歳代に引き下げる、一、定期健診にする、一、超音波検診の併用にするとの三点を、区として考えるべきと提案いたしますがいかがでしょうか。区長の御見解をお伺いいたします。

touben次に、乳がん検診の実施方法に関する御質問にお答えします。

渡辺議員がマニフェストに掲げた「女性の生命をほっとけない!」という姿勢は、私も全く同感で、貴重な御提案だと考えております。

現在、本区では、国の指針に基づき、四十歳以上の女性を対象に、二年に一回、視触診とマンモグラフィの併用による精度の高い検診の実施に努めているところです。

御質問にあります対象年齢、検診頻度、超音波検診の併用につきましては、国等の専門機関において有効性に関する調査・研究が進められておりますので、その結果を見きわめつつ、区の対応について検討してまいります。

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