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平成29年2月定例議会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(5)シニア世代の起業

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質問 次にシニア世代の起業の後押しについてお伺いします。

 近年、定年退職後にも何らかの形で働き続けたいと考えるシニアが増えております。こうした方々にとって、これまでは今まで勤め上げた企業での再雇用か同業種での再就職を目指すのが一般的でありました。しかし、最近では第三の選択肢として、「起業」を視野に入れるシニアが増えてきているとのことであります。

 中小企業白書によると、起業家に占める60歳以上の割合は2012年で32.4%と、30年前の4倍とのことであります。シニアに起業の動機を尋ねると、その多くは「大きな成功」よりも「やりがい」や「社会への恩返し」を重視しており、そうした人たちにとっては、「革新的なビジネスで、リスクを取りながら大きく稼ぐ」よりも、「これまでの社会人経験で培った知識や技能を使って、たとえささやかでも周囲の企業の人々に貢献する」ことが大切であると言われております。

 今、国や自治体ではこうした起業意欲のあるシニア世代を後押しするため、さまざまな施策を展開しております。神奈川県では昨年8月から、こうしたシニア起業のイロハを知ってもらうセミナーを開催し、具体的に起業を志すシニア向けスクールを開講しました。シニア世代は地域経済に活力をもたらしてくれる重要な存在であり、元気なシニア世代の活躍の場をどうつくるかが今後の大きな課題でもあります。

 そこで本区としても今後どのような施策を考えているのかお伺いします。


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touben シニア世代の起業の後押しについてのご質問にお答えします。

 起業は、自分に合った働き方、生き方を実現する選択肢の一つであり、地域の産業活動における新陳代謝を活性化するものでもあります。

 区では「創業支援事業計画」に基づき、平成27年度から、シニア世代を含む様々な方を対象に、創業に必要な知識等を身に付けるための創業支援セミナーを実施しております。セミナーでは、コストを抑制した一人での起業をテーマとする内容も実施し、27年度は13人、28年度は14人の55歳以上の方にご参加いただきました。

 また、創業相談窓口を通じて、起業希望者の個々の状況に応じたきめ細やかな支援も行っております。

 今後も、多様なニーズに対応した支援策を充実させ、シニア世代を含めた方の起業を支援してまいります。

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