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平成26年第一回定例会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(6)高齢者認知症・軽度認知症対策について

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質問 次に、認知症対策と軽度認知症対策について伺います

 現在、認知症の高齢者は従来の予測を大幅に上回るペースで増えてきており、厚生労働省の推計によると、全国で462万人に達し、この20年間で6倍に増えたという統計が出ています。

 本区の来年度の新規事業として、認知症高齢者施策総合推進事業が予算計上をされたことは、我が会派として以前からその取り組みについて強く要望をしてきたこともあり、大いに評価するところであります。

 認知症コーディネーターや嘱託医の配置、認知症サポーターステップアップ講座などを行っていくとのことですが、具体的にどのように推進していかれるのか。 又マンパワーの育成をどのようにされていくのか伺います。


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touben 次に、認知症に関するご質問にお答えします。

 まず、認知症施策総合推進事業については、高齢者あんしん相談センターに認知症コーディネーターと嘱託医を配置して専門職チームを構成します。

 専門職チームは窓口での相談だけでなく、高齢者宅への訪問も行い、認知症の早期発見・早期対応を行ってまいります。

 認知症サポーターステップアップ講座については、担い手としての活動強化を目指し、充実を図ってまいります。

 マンパワーの育成については、介護サービス従事者の認知症介護の専門性を高めるため、計画的に研修等を実施するとともに、地域のマンパワーの育成も検討してまいります。

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質問 急激な高齢化に加え、糖尿病の増加が認知症の患者数を押し上げているとの新聞報道がありました。糖尿病を患う人は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが2倍前後に高まるそうであります。

 アルツハイマー型認知症は、脳内に異常なたんぱく質がたまって発症するといわれ、糖尿病になり、血糖値を下げるインスリンが多量に分泌されると、このタンパク質が分解されにくくなって蓄積し、認知症になりやすくなるそうです。 認知症の前段階とされる「軽度認知障害」の方も全国で400万人に上ると言われています。
一方で、先程取りあげた予防という観点も大切であります。

 運動の仕方・食事の取り方等、生活習慣に気を配っている人は、糖尿病だけではなく認知症の発症リスクが低いとのデータもあるそうです。

 記憶力や判断力の低下といった症状があらわれるそうですが、早く対処をすれば認知症の進行を抑えられることもあります。運動の中にはいつでも・どこでも・だれでもできるラジオ体操や本区が進めている文の京体操を始め色々な講座が用意されております。

 本区として、予防という点ではどのように取り組んでいかれるのか伺います。

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touben 次に、認知症予防については、将来の超高齢者会において、要介護認定者の増加を抑制するうえで重要であると認識しております。

 生活習慣の改善により、認知症の予防効果が期待されることから、高齢者の外出の機会を増やし、人とのコミュニケーションづくりや運動習慣を身につける機会として、今後も、介護予防教室の拡充に努めてまいります。

 平成26年度からは、認知症の正しい知識を伝え、介護予防の重要性の周知のため、認知症予防講演会と介護予防展を毎年実施し、啓発に努めてまいります。

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