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平成26年11月定例議会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(7)未就学児の視力検査の導入と、学校での色覚検査について

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質問 次に未就学児童の視力検査の導入についてお伺いいたします。

 学校保健安全法によれば幼稚園での視力検査は義務づけられております。明化幼稚園6月号のおたよりを見て年長さんが実施していることを知りました。以前、私の娘が就学時健診で視力が悪くなっていることを娘本人が理解できていないことに気が付きました。その経験からもっと早い時期からの視力検査を要望したことがあります。全国で就学時の「健康診断の実態に関するアンケート調査」を実施した結果, 就学時の健康診断で視力検査を実施している割合は, 平均9割を超していますが、健康診断にて視力検査を実施している幼稚園の割合は, 平均48.3%で半数以下です。

 視力は出生後より発達しますが, 屈折異常や斜視などの種々の要因によって発達が阻害されると弱視となります。弱視とは器質的病変がなく, 視力の低下した状態であり, 眼鏡やコンタクトレンズによっても矯正視力が不良です。視力が完成する6 歳頃までに弱視を治療しなければ, 生涯にわたって矯正視力は改善しないので、弱視は早期発見, 早期治療が原則であり, 視力が発達する幼稚園, 保育園そして就学時の視力検査は極めて重要であると言われています。

 最近の調査では、幼稚園児から高校生まで、幅広い年齢で視力が低下しているという結果も出ており、眼の健康管理のために全園での視力健診の導入、そして全保育所の導入も併せて提案いたします。本区の現状とお考えをお聞かせください。

 

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touben  次に、全保育所での視力検査の導入についてのお尋ねですが、現在、区立保育園では視力検査を行っておりませんが、3歳児健診や就学時健診の結果を参考に、日々の保育の中で視力がきになる幼児については、専門医への受診を勧奨しているところです。

 また、保育所での検査実施にあたっては、幼児に検査の練習をさせるなど、児童・生徒とは違った配慮を必要といたします。
 さらに、検査環境の整備、検査担当者の調整等の課題もあることから、今後、園医のご助言をいただきながら検討してまいります。


【教育長の答弁】

 次に、未就学児童の視力検査についてのお尋ねですが、区立幼稚園においては、本年度は6園の5歳児クラスで視力検査を実施いたしました。

 幼稚園での視力検査に当たりましては、幼児に検査の練習をさせるなどの配慮が必要となります。

 また、検査環境の整備、検査担当者の調整等の課題がございます。

 今後は、これらの課題を整理し、全員での実施に向けて検討してまいります。

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質問 更に、色覚検査について伺います。

 学校での検査は、社会的な差別にもつながりかねず、異常があっても生活に支障がない人が多いことを理由に、10年前に中止されたと聞いております。しかし、中止された以降に、進学・就職のための健診で気づき、進路を断念しなければならなかったケースを耳にしました。

 今後保護者の同意を得た上で希望者に限定し学校での色覚検査を行うことは、子どもが色覚異常を自覚する上で大切なことと思います。色覚検査についての区の見解を伺います。

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touben【教育長の答弁】

 次に、色覚検査についてのお尋ねですが、学校における色覚検査につきましては、色覚異常と判別されても大半が支障なく学校生活を送れることから、平成15年度から、児童・生徒等の健康診断の必須項目からは削除されましたが、希望者に対して個別に実施をするよう、学校に周知してまいりました。

 しかしながら、就職にあたって、初めて色覚による就業規制に直面するという事例等があることから、国の通知も踏まえ、今後、児童・生徒等が自身の色覚の特性を知らないまま不利益を受けることのないよう、保健調査に色覚に関する項目を新たに追加するなどの対応を図ってまいります。

 

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