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平成25年第二回定例会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(4)防災対策について

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質問 次に防災対策について伺います。

 防災・減災の観点から道路や橋梁など安全に維持更新していくことが大変重要であると認識しています。

 日本の道路は高度成長期に多く建設され50年余り経った今深刻な老朽化が考えられます。今後、首都直下型の災害が起こった場合には、老朽化した下水管から起こる路面下の空洞化により道路の陥没が考えられると懸念されています。道路は人々の安全で円滑な通行を確保し災害時には避難路や物品の輸送路となる重要な社会基盤です。

 すでに東京都は過去の道路陥没の教訓を踏まえ大型の構造物が埋設された路線を対象に平成4年度から計画的に地中レーダーを活用し路面下空洞調査を実施していると伺っております。文京区に於いても、区道の整備改修に地中レーダーを活用した調査を実施していると伺っております。いままでに何か所の調査をし、その調査の結果はどのようになっているのか伺います。

 本区においても危機管理としての認識をさらに深め最先端技術を用いた空洞調査をさらに進めて頂きたいと思います。今後救援体制に支障がないよう安全な道路のネットワークを強固なものしていただき、陥没事故に巻き込まれたり、災害時に避難することに困難を生じないよう、区民の命を守る災害対策として道路の空洞化による陥没防止のために、全域調査をしたうえで、補修計画を立て着実な推進をしていただきたいと思います。空洞化の現状と今後の対策について区長の見解を伺います。

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touben 防災対策についてのご質問にお答えします。

 まず、道路陥没の調査等についてのお尋ねですが、区道の改修予定路線等については、平成22年度から総延長約20kmにわたり、空洞調査を行なっております。

 その結果、37か所の空洞などが発見されたため、関係機関と連携の上、対応しております。

 今後も、順次調査を行い、適切な道路の維持管理を行なってまいります。

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質問 2つ目は帰宅困難者対策について伺います。東京都では全国初の帰宅困難者対策条例が施行されました。文京区でもいち早く防災マップのアプリ化を行ったことを高く評価致します。東京都の想定では都内の帰宅困難者は約517万人にも上ると想定しています。

 本区に於いては、約13万2千人の帰宅困難者の発生が想定されています。都はこうした人たちを受け入れる一時滞在施設の確保、事業者には従業員向けの対応と共に、待機する施設のない人を収容する協力を強く求めております。本区の一時滞在施設の取り組みを伺います。

 私が以前から要望しております消火栓を活用しての誘導案内や、災害時のアプリの活用と共に、地域に設置してある案内標識・サイン計画の充実、更に、防災だけでなく、観光・地域振興の角度からも国際都市を目指したサイン計画を期待いたします。

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touben 次に一次滞在施設についてのお尋ねですが、現在、シビックセンター低層階や、スポーツセンターのほか、都立高校などの都施設、東京ドームを確保しておりますが、今後も事業者等との協定締結や、再開発の機会等を捉えて、その確保に努めてまいります。

 また、区の一次滞在施設については、昨年度に施設利用者や帰宅困難者向けの食糧や、飲料水等の備蓄物資を整備したところです。

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質問 次に、高齢者の見守り対策について伺います。

 3・11の大震災以降、災害弱者である高齢者に対する様々な取り組みが自治体を中心に活発に進められてきました。災害時の安否確認や状況の把握、そして避難場所への誘導体制をつくるために見守り体制の整備が進んでいます。そんな中、 高齢者の方々が、介護認定者にならないために、あるいは要介護度を上げないための携帯端末のアプリ利用が最近活発化しております。更に、スマートフォンの普及により高齢者に於いても活字が大きくなる事や、様々なアプリが利用できるため今後普及していく見込みは大きいようです。

 大阪の富田林市では、『高齢者スマホ元気サービス』を活用して 「おはよう伝言板」を開始しました。携帯電話を使って、朝7時に元気メールを配信して回答がない方に対して安否確認を行い、家族にも知らせるようにしています。

 その日の街の情報や天気予報を配信し、買い物がしたい方については買い物の支援に繋げています。このように、要援護者や高齢者の方に対して一斉メールをして毎日高齢者の見守りを実施しています。登録者同士のお食事会や、携帯電話の使い方教室などコミュニケー ションづくりに繋げているのが特徴で、専門家も「高齢者の生活を豊かにするシステム」と評価しています。

 介護度が上がると本人と共に自治体などへの財政負担が増えるので、高齢者が携帯アプリを利用することは、脳の活性化を高めて介護度を上げない為にも大変有効だと思います。本区のお考えを伺います。

 高齢者の見守りについては、家族と地域の力が第一と考えており、現在、文京区が進めている「ハートフルネットワーク事業」に、より力を入れていただくことを期待しております。

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touben 次に、高齢者の見守り対策についてのご質問にお答えします。

 携帯端末の活用は、見守り方法の多様化の観点から、高齢者同士のコミュニケーションの手段のひとつと考えております。

 ご指摘のような、地域に密着した仕組作りについては、担い手の確保等の課題が多く、他自治体の情報収集に努めてまいります。

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