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平成24年第三回定例会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(4)埋蔵文化財の収蔵について

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質問次に埋蔵文化財の収蔵についてお伺い致します。

昨年の第3定例会に於いて私、渡辺とも子は、旧駒込出張所の有効活用について質問をさせていただきました。ご答弁では、今後新たな行財政改革推進計画において検討をすると聞いております。この出張所跡地が地域にとって、より有効活用できる施設にするための整備を要望いたしました、その後の進捗状況と今後のスケジュールを伺います。

質問の際、旧駒込出張所に埋蔵文化財が収容されていることから、本区の収蔵場所を伺ったところ、旧駒込出張所・礫川地域活動センター隣接地・四阿文化財収蔵庫・第六中学校・旧台町教職員住宅敷地の5か所であることが明らかになりました。そして埋蔵文化財を集約しての保存の提案に対し、今後の収蔵方針としては、収蔵品についての活用の度合いなどを検証し、保管・管理の方法について見直しを行うとともに、収蔵場所の確保をしていくとの方向性を伺いました。

今後、第六中学校の建て替えや、旧駒込出張所の整備などに伴い、それぞれに保管してある収蔵品の移動先が喫緊の課題となるのではないでしょうか。 どのようにご検討されたのか伺います。

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touben埋蔵文化財の収蔵についてのご質問にお答えします。

旧駒込出張所については、現在、本郷消防団及び本郷消防署から、消防団施設整備についての要望を頂いており、また、区においては、防災備蓄倉庫の設置を考えているところです。 

今後、こうした点を踏まえ、対応を検討してまいります。

なお、本施設に保管する埋蔵文化財については、今後、区内外の保管場所に搬送する予定です。

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touben【教育委員会から】埋蔵文化財に関するいくつかのご質問にお答えします。

第六中学校等の整備に伴う、収蔵品の移動先についてのお尋ねですが、文化財保護法は、文化財を適切に保存し、その活用を図り、国民の文化向上に資することを目的としております。教育委員会といたしましても、このことを踏まえ、収蔵場所及び管理・活用に係る方針について、現在、検討しているところです。
 なお、第六中学校や旧駒込出張所に保管している埋蔵文化財は、本年度中に、区内外の他の施設い移動いたします。
 また、急四阿学園の運用方法についても、方針策定後、その方針に沿った活用をしてまいります。

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質問先日、長野県上田市にある四阿文化財収蔵庫の収蔵状況を視察して参りました。敷地内は、草木がうっそうと茂っておりました。冬には雪が積もり、出し入れが困難と思われるあのような山の中に運ぶことが本当に良いものか考えさせられました。近隣の環境への配慮など考え、四阿の施設のより広い運用方法も併せて検討すべきと考えます。

教育局庶務課によると四阿文化財収蔵庫には、文京区の埋蔵文化財の4分の1が収納され、尚且つ許容スペースの8割を占めているそうです。他の収蔵場所も含め現在本区が保管している文化財の容量と、更にこれから発掘される文化財の容量の見通しを伺います。

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touben【教育委員会から】本区が保管している埋蔵文化財の容量と今後の見通しについてのお尋ねですが、現在、区内外の施設に、専用の保存箱換算で、合計約8,700箱ございます。

また、今後保存対象となる埋蔵文化財は、1年間に約650箱の増加を見込んでおります。

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質問ここで私は、今後の収蔵場所について、柏学園の活用の可能性についてお伺い致します。

現在柏学園は、校外学習で活用されております。しかし昨年の東日本大震災に伴う原子力発電所事故の影響から、柏市が汚染状況重点調査地域に指定されたことを受け、同市では除染計画を策定しております。それを受け区では、柏学園移動教室等を実施するにあたっては、学園内の放射線量を低減させるなどの対応が必要と判断しており、柏学園での校外学習を休止している現状です。子どもたちにセシウムの影響が心配されるとの声もあり、そのような状況の中で柏学園を今後どのように活用される計画なのか、校外学習の在り方と検討の結果も併せて伺います。また、検討結果次第ではありますが、埋蔵文化財の収蔵場所として岩井学園だけでなく柏学園を活用することも、一つの選択肢と考えてはいかがでしょうか。

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touben【教育委員会から】次に、柏学園の活用方法についてのお尋ねですが、児童・生徒の成長に合わせた効果的な、宿泊体験や自然体験活動等ができるよう、教育委員会内に「校外学習のあり方検討委員会」を設置し、平成25年度からの新たな枠組みづくりに向け、現在、検討を行なっているところでございます。
 したがいまして、柏学園の今後の活用につきましても、その検討結果を踏まえ、対応してまいります。

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質問又、文京区文化財保護条例の中に「文京区の区域内に存する文化財について、その保存及び活用のため必要な措置を講じ、もって区民の文化向上に資するとともに、郷土文化の振興と発展に貢献することを目的とする」とあります。今は十分に活用されておりません。

今後の埋蔵文化財の文化的活用については、展示活用などの課題が挙げられると思います。柏学園の施設を有効活用した展示スペースや今後改築予定の施設、特に新教育センターや学校などにも展示スペースを設置していただくことも併せて提案致します。

埋蔵文化財の発掘は、総合体育館・福祉センターなどを始め大型施設の建設に伴い起こりうることなのです。中でも新教育センターでは、敷地内から出た発掘品は新センター内に保存する計画と伺っており、大変評価するものです。今後、区内の発掘品に関しては、新しく建てる施設の中に必ず保存及び展示できるような場所を作る体制を作って頂きたいと思います、ご見解を伺います。

埋蔵文化財の収蔵に対しては、全庁的な扱いのもとで行われると認識しております。今後の柏学園の位置付けを早急に決めるとともに、様々な施設が区民にとって最大限有効に活用されるよう検討して下さることを要望致します。

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touben【教育委員会から】新教育センターを始め、新しく整備する区施設における埋蔵文化財の展示等についてのお尋ねですが、今後の埋蔵文化財の有効活用については、方針策定を踏まえ、区立施設等における出土品の展示や小中学校等での効果的な活用など検討してまいります。

 区民、児童・生徒が歴史や文化を学び、郷土愛の醸成につながるよう活用していきたいと考えております。

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