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平成24年第三回定例会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(3)心と命の元気対策について

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質問次に心の元気対策についてお伺い致します。

区民の健康づくり計画「健康ぶんきょう21」のこころの健康づくりの中で、ストレスや精神的に悩みを持つ人の減少を重点目標に掲げています。現代社会は急激な変化を遂げており、私たちの心にも大きな影響を与えております。東京都においてもストレスを感じている人の割合は65.5%。文京区の調査でも、睡眠による休養が十分取れていない人が増加している等、明らかになりました。こういった実情を踏まえますと、本区も、心の健康・メンタルヘルスケアに対する事業を重点的に取り組んでいただき、区民がこころも体も健康的に過ごせるよう、ストレスやうつ病などの精神的に悩んでいる方、更には自殺を考える程深く悩んでいる区民や家族の方を一人でも多く救っていかれる文京区の今後一層の構築に期待いたします。

そこで、現在、区民の健康づくり計画の改定がなされておりますが計画の中の心の健康についての相談事業やストレス解消法の普及等の予防対策について、その具体的な本区の取り組みについてお伺いいたします。

22年度実績で相談事業は16件、訪問指導、所内相談や電話相談で45件、講演会については5回で176人の参加となっています。悩んでいる方やそのご家族が増えていることを思えば、まだまだ周知していく必要があると思います。「精神保健相談があります」と区報やホームページに掲載されても、ピンとこない、またどういった相談ができるのか分からない、といった声も聞かれます。例えば、こんなことで悩んでいます、といった事例を紹介するなど、もっと手を広げて「どうぞお気軽にご相談ください」といった姿勢でより広く情報提供をして頂きたいと思います。又、こころの健康について情報を得たいとホームページにアクセスしても、検索ワードがなかなか引っかからず、たどり着かないといった声も聞かれます。私も実際、「心の健康」「メンタルヘルス」「うつ」とうっても、こころの健康チェックのページには行けませんでした。またアクセス数もこのページが開設された平成22年2月から3121件。月で割っても100件です。これは、広く活用されているとは言い難い実情です。
区報やホームページの周知に、どのように工夫をされ、取り組んでいかれるのか伺います。

そこで「こころの体温計」の提案です。心の病、うつ病の早期発見や治療を推進するため、携帯電話やパソコンを利用して、気軽にメンタルヘルスチェックができるシステムです。健康状態や人間関係、生活環境など質問に回答していただくと、水槽の中で泳ぐ赤や黒の金魚、猫など複数のキャラクターが登場し、ストレス度や落ち込み度を表示するものです。兵庫の西宮市では当初の1か月で4万件近いアクセスがありました。国の「自殺対策基金」を活用しての取り組みでできたと聞いております。このような制度等も活用し、相談窓口や病院に行くきっかけとなるよう十分な取り組みをしていただきたいと思いますがいかがでしょうか。

そして今後増える心の痛みに寄り添うことは、「人」と「人」とのつながりが最も大切と考えます。マンパワーの取り組みについても重ねて区長のご見解をお伺います。

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touben次に、心と命の元気対策についてのご質問にお答えします。

区では、これまで、心の健康についての関心や理解を深めるために、眠りやストレスケアに関する講演会や、リーフレットの配布等を行なっております。

また、専門医や保健師、臨床心理士による相談も行なってまいりました。

ホームページは、9月の東京都自殺対策強化月間の周知にあわせて、全体の見直しを行いました。

さらに、本年度実施予定の講座・講演会についても、わかり易いタイトルや掲示方法で周知してまいります。

なお、ホームページ上で行うストレスチェックについては、現在、様々な機関で職業や年代等に合わせたウェブサイトがありますので、それらのサイトへのリンク等を、有効に活用してまいります。

また、こころといのちのゲートキーパー養成講座を行なっており、これまでに、民生委員・児童委員、話し合い員、介護事業者、学校及び区職員等が受講し、地域のゲートキーパーとなって活動しており、今後もこの取り組みを推進してまいります。

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