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平成23年第三回定例会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(5)高齢者施策について

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質問

次に高齢者施策についてお伺い致します。
昨年、一人暮らしの高齢者の社会からの孤立や孤独死などにより、本区としては、高齢者の安全・安心を促進するための一つとして、
「高齢者安心見守りネット」を掲げ、昨年度より、高齢者の状況把握訪問を進めてきましたが、どのような意見や要望があったのか、を始めにお伺い致します。
次に、高齢者の健康については、特定健診を毎年実施し健康促進を図っているところでありますが、高齢者の特定健診に聴覚検査の導入を提案させていただきます。

 

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touben

高齢者の状況把握訪問についてのお尋ねですが、今回実施した状況把握訪問では、多くの方が元気で、サービス利用を必要としなかった一方、直接、聞き取りを行ったことで、不安の解消やその場でサービスの紹介を受けられたことへの感謝の声も多くありました。

この訪問によって、新たにサービス利用の要望があった方は、3%程度となっております。今後も、各種事業の周知を図るとともに、地域で支えあうしくみである、高齢者安心見守りネットの構築を進めてまいります。

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質問次に、高齢者の健康については、特定健診を毎年実施し健康促進を図っているところでありますが、高齢者の特定健診に聴覚検査の導入を提案させていただきます。

高齢者の老人性難聴と認知症には大きな関わりがあると言われております。又、お年寄りが寝たきりになる要因の一つとして「耳の疾患があげられる」とも言われています。

例えば「耳が聞こえなくなる過程」で外出や周囲とのコミュニケーションが減少し、社会からの情報が入らなくなり、社会的参加が出来づらくなることや、家庭内での孤立や、閉じこもりにつながり、うつや認知症に発展してしまうケースもあるようです。

厚生労働省の調査によると、65歳以上の人のうち「聞こえづらい」と自覚している人は21,6%、70歳以上では25,2%と4人に1人が難聴を自覚しております。

専門家の調査によると、加齢性難聴の発症頻度は65歳以上で30%、75歳以上で60%、85歳以上では80%を超えると言われています。

そこで、高齢者の難聴を早期発見するためにも特定健診での難聴検査の導入を提案させていただくものです。

埼玉県坂戸市、鶴ヶ島市では、医師会の協力によりこの制度を導入し、9653人が受診し、575人に異常が認められ、専門医への再受診を勧奨したそうであります。

高齢者の方々が住みなれた文京区で、生き生きと暮らしていけるように介護予防の充実の為にも、高齢者の特定検診に難聴検査の導入を提案させて頂きますがご見解をお伺い致します。

 

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touben

特定検診への聴覚検査の導入についてのお尋ねですが、聴覚検査の導入に当たっては、測定機器の設置が必要となるため、現在、特定検診を実施している医療機関の多くは、対応できない状況となっております。

老人性難聴は、加齢に伴う身体機能の低下によるものであり、難聴になった場合でも高齢者を孤立させない取り組みが重要であると考えており、こうした観点からも介護予防事業の充実などに取り組んでまいります。

ライン

 

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