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平成23年第三回定例会における渡辺とも子の質問と文京区からの回答

(3)安心・安全の歩道対策について

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質問

次に、安心・安全な歩道対策について伺います。

私は「自転車で走りやすい文京区」を目指し取り組んでおります。

公明党は、自転車や歩行者の安全確保とともに、環境に優しい低炭素社会を進める観点から、自転車道などの整備を推進して参りました。重点施策では、自転車の利用拡大に向けた具体策として、自転車道や駐輪場の整備を積極的に進めるほか、自転車を共同で利用する「自転車共有システム」の導入、自転車を電車に持ち込める「サイクルトレイン」の拡大を提案しています。公明党はこうした提案の実現に取り組み、安全・快適な「自転車で走りやすい街づくり」を推進しております。

昨年私は、地域の皆さまが自転車の安全についてどのように思っておられるのかを調べるために、2200枚に及ぶ「自転車安全アンケート」を実施、2084枚、約95%のアンケートの回答を頂くことができました。この回答率を見ても区民の皆さまの自転車の安全に対する意識の高さを実感致します。

アンケートの内容は、歩いている時、自転車に乗っている時に、 自転車や歩行者が危ないと思ったことはありますか、という問いに対し95%の人が「危ない」と思ったことがあると答え、それはどのような時ですかという問いに対し、時間帯は「夕方」、そして年齢が高い人ほど「買い物をしている時に危ないと感じる」と答えています。それはどのような場所ですかの問いに対しては「表通りの歩道」と答えており、これは歩行者と自転車の共存の難しさの表れかと思います。しかし現代では、歩行者と自転車の係わりは切り離せない問題です。

次に、歩行者と自転車の事故は何が原因だと思いますかの問いに対し「自転車マナーの悪さ」が最も多く、10代・20代は「歩道の狭さ」と答えています。どんな対策が必要だと思いますかという問いに対しては「区で条例を作り取り組むことが必要」という答えが一番多くありました。次いで「地域と学校が一体となって取り組む」「自転車講習会の開催」「モデル地区や道を決めて取り組む」「監視員を置く」となっています。

この結果を踏まえ区長のご見解をお伺い致します。

京都市では昨年10月に「京都市自転車安心安全条例」が可決し、本年、4月より施行されました。この条例は、自転車による事故から市民や観光客を守り、「歩くまち・京都」を推進することが目的で、利用者の意識を高めるため、全国で初めて、京都市立小中高校で自転車安全教室の実施を義務付けました。また、商店街などが行う事故防止の取り組みを京都市が支援、事故被害者に支払う自転車損害保険の加入促進へ、販売業者らに努力義務を課したのです。市民を始め商店街、自転車業者に行っての聞き取り調査でも、条例制定を支持する結果が得られたようです。

条例を作ることは時間のかかることと思いますが、少しでも自転車事故を無くすための、今できる最善の対策を進めるべきと考えますが、区長のご見解をお伺い致します。又、文京区として今後どのような取り組みを行っていかれるのか、お伺い致します。

 

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touben

歩道対策についてのご質問にお答えします。まず、自転車の安全対策についてのお尋ねですが、自転車は環境にやさしく、身近な交通手段であることから、多くの区民が利用している一方で、自転車マナーの悪さが社会問題となっていることは認識しております。

このため、各種交通安全講習会をはじめ、スタントマンが演じる事故再現、いわゆるスケアード・ストレートを、中学生を対象に実施するなど、マナー啓発に努めているところです。

また、自転車の事故防止対策については、本年度策定する、「第十次交通安全計画」の中で検討のうえ、取り組んでまいります。

ライン

質問近年、エコ意識や健康志向の高まりから、自動車を手放して、通勤や通学に自転車を利用する方が増えてきておりますが、自転車が加害者となる事故も急増しています。

223月から設置された国道17号線の自転車専用道路の検証では、どのような効果がでているのでしょうか。又、事故の有無をお示しください。

アンケート調査を通していただいた皆さまのお声をもとに、これからも「自転車で走りやすい文京区」を目指し全力で取り組んで参ります。

 

ライン

touben

自転車専用レーンについてのお尋ねですが、昨年3月に、自転車専用レーンが整備された国道17号においては、停車車両が多く走りにくいという声や、信号無視を繰り返す、逆走するなど、利用者のマナーの悪さが指摘されております。

このため、警察において、交通違反の取り締まりを強化するとともに、国道事務所では、適正利用の看板を増設するなど、改善を図っているところです。なお、自転車専用レーンを設置するためには、歩行者と自転車を分離し、歩道とは別に一定程度の幅員が必要であるため、特に幅員の狭い区道において、設置は困難であると考えております。

ライン

質問次に、歩道の有効活用についてお伺い致します。

文京区の歩道が整備されたのはいつ頃でしょうか。

最近では、突然のゲリラ豪雨や大雨の時に水たまりができて歩きにくいことから、歩道を浸透舗装に改善され、バギーが動きにくい、車いすが走りづらいことで、バリアフリー道路に改善されてきておりますが、国をはじめ都や文京区ではどのような計画で歩道の見直しをされているのでしょうか、又、今後どのように見直しをされていくのか伺います。

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touben

歩道の整備についてのお尋ねですが、区道では、昭和30年から40年代にかけて、多くの歩道が整備されています。

歩道の見直しについては、ご指摘の通り、道路のバリアフリー化を進めており、道路改修工事に合わせて、歩道の拡幅や段差解消などを行っているところであります。

今後も、基本構想実施計画に基づき、高齢者、障害者等を含むすべての人が、安全かつ快適に利用できる、道路のバリアフリー化を積極的に推進しております。

ライン

質問先程のアンケート調査では、「歩道が狭い」とのお声が多く寄せられました。たとえば、植栽が歩道を狭めている所も目立ちます。場所によっては道を占用している所もあります。だからこそ、安全につながる歩道のあり方を考えてもいいのではないかと思うのです。

都市マスタープランでは、幹線道路沿線の街路樹は、都市の中における重要な緑として地域に潤いを与えるものであり、現在、不忍通りにハゼとシダレヤナギが、また、本郷通にイチョウが植えられている。これらの街路樹を生かしながら、地域の個性を強調する特色ある街路樹の整備を進める。とあります。

緑は、高い木は街路樹、低い木は植栽に分けられ、維持管理に約4000万円かかっています。私は、高い木は残し、安全でスッキリとした道づくりを希望しますが、いかがでしょうか。

今後も、剪定と除草の予算を維持し続けるのか、歩道に次ぎの自転車レーンを造るのか、有効活用するために、歩道をより有効に活用できる新たな方法を考えられるのか、お伺いします。

3・11の震災を経験し、安心安全に力を入れるべき今、道の有効活用を含め、植樹の在り方を考える良い機会と思います。

ライン

touben

街路樹等についてのお尋ねですが、道路の植栽は、潤いのある景観形成や、ヒートアイランド現象を抑制する役割を担っております。したがいまして、今後も、街路樹や植樹帯の適切な設置と維持・管理に努めてまいります。

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